生活のTips

ニューヨーク州運転免許取得の手順:アメリカ赴任者必読!

どうもショーンです。
アメリカ赴任、しかも私のように自然に囲まれたようなロケーションとなると絶対に車が必要になります。
今は無事どうにか免許が取得できましたがなかなか長い道のりでした。ネットを検索してもニューヨークシティあたりの情報ばかりで、ニューヨーク州の他のエリア(アップステート)も同じように考えてよいの…?という事で記事にしてみました。
今日はその流れをご紹介できたらと思います。全体像の把握にお役立ていただけると嬉しいです。

今日のお品書き

①超大事!まずは渡米前に国際免許を取得!
②全体の流れ

①超大事!まずは渡米前に国際免許を取得!

大前提ですが、国際免許は取得していくことを強くお勧めします。住所のある都道府県の運転免許センターで簡単に申請できます。私は香川県で取りました。
申請用紙と必要なものを提出すると、最短数時間後に受け取りができます。
国際免許についてはこちら
こんな感じの見た目です。

必要なもの
①運転免許所
②写真(私の行った免許センターではセンター内に写真機がありました)
③パスポート
④渡航を証明するもの(チケットなど)

国際免許の有効期限は1年間ですが、ニューヨーク州では短期滞在以外はNY州の運転免許を取得しないと運転できないことになっています。短期滞在はおおよそ90日とされているそうなので、厳密には90日しか国際免許が使えない!という事になるらしいです。また、住居が確定したら1か月以内に免許取得の手続きを進めた方が良いそうです。

②全体の流れ

免許取得の流れをお伝えします。ちょっと細かめに5ステップにまとめてみました。

①必要書類を集める
②DMV(Department of Motor Vehicles)に行って申し込み&仮免(Learner Permit)GET!
③5時間講習 (Pre-Licensing Course) を受講
④ロードテストを予約
⑤ロードテストを受ける

①必要書類を集める

申し込み用紙の他に、名前・年齢・住所の証明のためにいくつか書類が必要です。下記のニューヨーク州のHPを参考にすると必要な書類が分かります。
New York DMV HP
少し下にスクロールしたところにあるGuide for Enhanced or REAL ID Permitか、Guide for Standard Permitと書かれている部分をクリックします。
Real IDStandardという2種類の免許証がありますが、通常に使う分にはどちらでも全然大丈夫です。Standardの場合、アメリカの国内線を乗るときに免許証が本人証明として使えなくなるとのことです。パスポートがあるし、、、と思い私はStandardで取得しました。Standardの方が必要書類が少なくなります。またSocial Security未取得の場合はStandardのみの取得になります。
全部で名前の証明、誕生日の証明、NY住所の証明が必要になります。
①名前の証明として集めやすい書類は下記です。証明ごとに点数が振られていて6点以上が必要です。

●Social Security Card 2点
●パスポート 4点
●銀行Statement(明細書) 1点
●クレジットカードStatement(明細書) 1点
●公共料金の請求書 1点

②誕生日の証明は下記で進められると思います。

●パスポート

③NY住所の証明は下記から1つでOKです。

●消印1年以内の手紙
●クレジットカードStatement
●公共料金の請求書

書類は重複して使用できますので、仮に名前の証明に記載しているものをすべて揃えられたら、それでもう完了という事になります。
ただ意外とアメリカ生活が始まったばかりだと、銀行Statementや公共料金の明細書など住所の証明に苦労しがちです。私はSocial Security Cardが送られてきた際の封筒を取って置き、住所の証明の一つとして使用しました。

と細々書きましたが、NY州のDMVが分かりやすく必要書類の手引きを作ってくれているので上記ウェブサイトを参考にするのが一番確実です。

②DMV(Department of Motor Vehicles)に行って申し込み&仮免GET!

書類が集まったら最寄りのDMVに向かうか、オンラインで申し込みをします。私はオンラインで申し込みをしましたが、結局同じ書類を持ってDMVに行く必要があります。違いはテストをオンラインで受けるか、DMVで受けるかの差です。2度手間だと思ったので個人的にはDMVに行って申し込みをすることをお勧めします。私はFulton Countyですが、訪問予約は不要でした(2022年5月頃)。もし最寄りのDMVが予約が必要だった場合はオンライン申し込みの活用も良いかもしれません。

●オンラインで申し込みたいあなたへ●
申し込みの際にCounty(日本でいうと郡みたいなもの?)を選ぶ必要があります。ここで選んだCountyのDMVしか行けませんので間違いのないように選択してください。(私は間違ってしまい、少し面倒なことに…)

DMVに行った後、テストをパスしたら視力検査と写真撮影、料金(私の行ったDMVは65ドルほどでした)を支払ったら、無事仮免(Learner Permit)取得となります!DMVでは仮の仮免(ちょっと厚めの紙)を渡されますが、約2週間後にOriginalが届きます

③5時間講習 (Pre-Licensing Course) を受講

OriginalのLearner Permitが届いたら5時間講習を受けることになります。スクールを探す必要がありますが、コロナのおかげ(?)かオンラインでの受講ができるようにもなっています。対面の講義、Zoomのようなオンライン講義もありますが、決まったカリキュラムを自分のペースで進められるようなオンラインスクールもあります
私はこちらでPre-Licensing Courseを受講しました。
Ticket School.com
通常は5時間ほどの講義を一度に受けなければなりませんが、これなら隙間時間に講義を受けることができます。(それより電話で講義の予約とかしなくて良いのがありがたかったです…)

いくつかセクションがあり、セクションごとにミニクイズがあり3連続同じところで間違えると一からやり直しになってしまうのでお金も時間も無駄になってしまいまいます…。その点だけ注意が必要です。

④ロードテストを予約

こちらから予約できます。
ロードテスト予約
通常Pre-Licensing Courseを受けた際は、終了証のようなものがもらえますが、私の受けたオンラインコースでは48時間以内に自動でPre-Licensing Courseを受けたという情報が登録されるそうです。試験場所は場所は必ずしも最寄りでないといけないわけではありません。私は知り合いに評判を聞いて、比較的簡単らしい(?)隣町で試験を予約しました。場所、日にち、時間はオンライン予約で選べるようになっています。

⑤ロードテストを受ける

ロードテストは試験官が助手席に乗って、10-15分ほど試験官の指示に従って運転します。日本と大きく違う点としては、車を自分で準備しないといけないという事です。知り合いの車かレンタカーを借りるのがよくあるパターンでしょうか。私は仮免の段階で車を買ったのでその車で試験を受けました。
ただ、試験会場までは誰かに運転して連れてきてもらうようにすることをお勧めします。現地の人は国際免許を持っているわけがないので皆が仮免という事になるので付き添いの人が必ずいます。そんな中一人で颯爽と現れるとかなり不自然です(笑) 一人で行って国際免許の説明をしても良いのですが、その場合は日本の免許&国際免許が取り上げられるそうです。今後日本に帰ることを考えるとかなり面倒ですので、ぜひ付き添ってくれる人を見つけてお願いしましょう。
テストは決まったコースを走るわけではなく、テスト中に「次、右に曲がって~」など指示された内容に従って進みます。右左折など基本的な内容以外としては、

●縦列駐車
●3ポイントターン

以上が必ず指示されます。Youtubeで検索すると試験の様子が見れるので雰囲気含めて確認しておくと良いでしょう。
Youtube

100点中70点以上で合格となります。その場で結果が通知される場合もあるそうですが、私の場合はURLの書かれた紙が渡されて、試験当日の6時以降に合否を確認するように言われました。無事合格すると、約2週間で免許証が届きます。おめでとうございます!!

以上が免許取得の流れです。この内容が誰かの役立てば幸いです。
では今回はこのあたりで。では!

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